みなさんこんにちは。バイクが古くなると次から次へとダメなところが出てくるものです。今度はチェンジレバーの軸からオイルが漏れてきているみたいです。
前回はウォーターポンプのОリングの所からのオイル漏れでした。今回はその後ろの矢印の所にオイルが垂れています。たどっていくと、どうやらシフトペダルの軸のオイルシールの所みたいです。
実は前回ウォーターポンプのオイル漏れ修理の時に一緒にやろうと思いパーツだけは注文していたのですが、めんどくさかったのでやらなかったら漏れてきてしまいました。なんとか五月の連休までに修理を終わりにしたいと思います。
前回のウォーターポンプのオイル漏れの時はマフラーを付けたまま作業してものすごくやりずらかったので、今回はマフラーを外すことにしました。そのついでにサイドスタンドのガタがひどいので、そちらも修理したいと思います。
それでは早速アンダーカウルとミドルカウルを外します。
ラジエーターを外すので上2本のボルトを外します。
クーラントを抜いてから、ラジエーターにつながっているホースを外します。ラジエーターファンの配線とアース線も外します。
オイルクーラーも外します。ホースを外すとめんどくさいのでホースはそのままにしておきます。
ここまで来て問題発生です。アッパーカウルを外さないとラジエターが外れなかったのでした…..
アッパーカウルを外したら、ラジエターを外すことができました。
いつもこんな感じで駐車場の片隅で作業しています。
ラジエターが外れたら今度はマフラーを外します。
マフラーが外れました。
ここまで外すとオイル漏れているのが良くわかります。
途中までは前回と同じ手順です。まずスプロケットカバーを外します。クラッチプッシュロッドがあるので、破損しないように抜いてしまいます。向きがあるので注意しましょう。
シフトペダルとステップが付いているアルミのプレートを外します。シフトペダルのロッドが付いているので外します。
外すときに合いマークをしておくと、付けるときに大体同じ位置に付けることができます。
スプロケットを外します。ナットの下に回り止めのワッシャーがあるので爪を起こしてナットを緩めます。そのあとオイルを抜いてから前回修理したウォーターポンプを外します。
次にオイルシールの付いているカバーを外します。⊕のビスで止まっています。
プラスの頭をつぶさないように回します。私のドライバーはメガネレンチが掛けられるようになっています。
カバーが外れました。中身はきれいでした。
オイル漏れは右下のオイルシールです。その他にクラッチプッシュロッドとドライブスプロケットのオイルシールも交換します。
外したオイルシールの残骸です。ドライバーとかでこじればオイルシールは取れます。カバーの方に傷がつかないようにオイルシールを壊すようにすれば外れると思います。
カバーの裏側にガスケットが残っているのでスクレパーできれいに取り除きます。
ある程度剥がれたらスコッチブライトで磨きます。
本体側にもガスケットが残っているので取り除きます。
新品のオイルシールを取り付けます。手で押し込んだら入りました。入らないときは軽くハンマーでたたいて入れます。
新品のオイルシールが入りました。
新品のガスケットです。
新品のガスケットを本体側に取り付けます。シフトペダルの軸にワッシャーが入っているので、なくさないようにします。
カバーとスプロケットを取り付けます。ロックワッシャーの爪を起こしてナットが緩まないようにします。途中省略しましたが、外した反対の順番で組み立てればもとに戻ります。オイルとクーラントを入れて完成です。
ついでにいつも気になっていたサイドスタンドをガタを治したいと思います。まずはスタンドを外してみます。すると付け根がだいぶ曲がっているみたいです。とりあえず叩いたり、スタンド挟んで下に押したりして修正します。
それでもまだ傾きが激しいので、スタンドを加工しました。矢印の部分を延長して角度を少し変えました。 (溶接は会社でやってきました)
いい感じになりました
マフラー外したついでに、ノジマ入れてみました。
試運転に日光中禅寺湖まで行ってきました。とりあえずオイルも冷却水漏れも無く大丈夫だと思います。これでGWのツーリングになんとか間に合うことが出来ました。
以上簡単でしたがオイルシール交換でした。それではまた。(^O^)/
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