みなさんこんにちは。今年も残すところあと二か月程になってきました。寒くなってきたのでバイクに乗るのもだんだんとめんどくさくなってきました。さて今回は先日GSでオイル交換したところ、ラジエターの冷却水が不足していると言われたので点検してみたところ、冷却水が漏れているのを発見しちゃいました。

冷却水が漏れていたのは、ラジエーターのアッパーホースからエンジンに接続するところでした。ここにはサーモスタットが入っています。見た感じですが、間に入っているガスケットだけ交換すれば直りそうだったので自分で修理することにしました。

早速始めてみましょう。まずは二本のボルトを外します。

するとラジエターのアッパーホースが外れてクーラントが出てきました。

ラジエターのアッパーホース側にガスケットが付いていました。写真はガスケットを剥がしたところです。ガスケットのカスが残っていたので、これを剥がしていきます。

こちらはサーモスタット側です。真ん中の丸いのがサーモスタットです。こちら側はそんなにカスが残っていませんでした。なんかサーモスタットも新しいしガスケットもそんなに古くないので一回交換してあるような感じです。中古で買ってまだ一年経っていないので納車前に交換してあるようです。

まずはアッパーホース側のガスケットのカスを取ります。一応ゴミが入らないようにウエスを詰めて、スクレパーである程度のカスを取ります。

私がいつも使うのがこれ、スコッチブライトです。これでひたすら磨いていきます。

ある程度磨いたところです。完全に取るのは大変なのでこのくらいでOKにします。

サーモスタット側も磨きます。触ってみて凸凹してなければ大丈夫だと思います。

磨き終わったらガスケットを交換します。部品注文するのがめんどくさかったので、今回は自分で作ってしまいました。私が使ったのがこれ、バイク用のガスケットシートです。バイク用品店に売っています。

幸い、古いバスケットがそのままの形で残っていたので、それを元に型を取りハサミで切っていきます。

ハサミで切ると、こんな感じになります。

次に穴をあけるのですが、この皮ポンチを使います。サイズがいろいろあって、ホームセンターで売っています。ハンマーでたたけばきれいな穴をあけることができます。

こんな感じでガスケットが出来ました。意外と簡単に作れます。取り付けのときは一応、耐熱の液状ガスケットを塗って取り付けます。

取り付けて完成です。サーモスタットの向きがあるらしいのですが、私は付いてた時と同じ向きに付けました。その後しばらく走ったのですが、クーラントの漏れも無くオーバーヒートもしないので大丈夫だと思います。

以上簡単でしたが、パジェロミニの冷却水漏れの修理でした。それではまた。(^o^)/

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