みなさんこんにちは。今年の夏は本当に自然災害が多くて大変でした。猛暑や台風であまりバイクにも乗れず、不完全燃焼で夏が終わってしまいました。
さて今回は、夏のある日に近所にツーリングに行った時のことなのですが、水温計の針があまりにも上がりすぎるので電動ファンの点検をしてみました。
私のバイクの電動ファンはセンサーが故障していて自動でファンが回らないので、PMCのラジエターファンスイッチが付いております。水温系の針が半分を超えてきたらスイッチを押してファンを強制的に回すという使い方をしております。今回はこの手動スイッチをオンにしてもファンが回らなってしまったのでした。
先ずは回路図を見ながら、とりあえずファンが正常かみてみます。ファンの⊖はバッテリーの⊖端子に直接繋がっていて、ファンの青線がリレーとジャンクションボックス内のフューズを通って̟⊕につながっているみたいです。
とゆうことでファンの2Pコネクタを外してバッテリーに直接つなぐと、ファンが回ったのでファンのモーターは正常でした。
次に手動スイッチを調べます。手動のスイッチのコネクターを外しテスターで導通を点検すると、これも正常でした。
配線とかもよく確認します。断線とかヒューズ切れも無いみたいです。
あとはリレーしかないので点検してみます。リレーはファンリレーとファンスイッチリレーの二つがあり、やり易いファンリレーから点検します。ファンリレーはジャンクションボックスの隣にあります。
この図のようにテスターで抵抗値を点検します。バッテリーを接続した時が0Ωで、外した時に∞を示せば正常です。
テスターで点検してみると、電源を接続したときと接続していない時で、テスターの値が変わらなかったので、どうやらこのリレーが壊れているみたいです。
ちなみにファンスイッチリレーの点検はこちらです。アッパーカウル内にあるので、ちょっとやりずらいです。
その後リレーをドライバーの柄で少し叩いていたら、ファンが回りだして直ってしまいました。
また壊れる可能性があるので、部品注文して後で交換しました。
電動ファンはとりあえず原因が分かったので、部品が来てから交換します。ついでにしばらくやってなかったエンジンオイルの交換をしました。
エレメントも交換します。南海部品のエレメントは、Оリングがすべてセットになっているので、おすすめです。
今回は原因がすぐに分かったので、夏のツーリングはオーバーヒートせず安心して行くことが出来そうです。
それではまた~。(^O^)/
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